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あえて収納を減らすメリット

収納どうしていますか?

ぎゅうぎゅうに愛用品が詰まっている?

クローゼット

今回、セカンドハウスの収納量を思い切って減らしてみました。

生まれ変わった埼玉のリトリートハウスへ。


リトリートハウス

山の麓でまだ少し寒いのでストーブを。

GWに大切な人たちを

招いてお披露目会のバーベキューを

やるので、その準備も兼ねて行ってきました。

この家は元々は義両親の家です。

田舎の大きな一軒家で、

リビングは30畳ほどあり

収納スペースも豊富。

床下収納から

各部屋のウォークインクローゼット。

庭には大きな物置が4つも。

地下室まであります。

この家を引き継いだ時

収納のサイズダウンをしようと決めました。

月に何回か行くセカンドハウス。

物が増えると、埃も溜まるし

掃除も大変になります。

リトリートしに行きたいのに

掃除で終わるなんて嫌だー!

物のメンテナンスを考えても

必要な物を必要なだけ

持とうと決めました。

人間は置き場所があればあるほど

物を置いておきたくなります。

スペースがあると

埋めたくなるんです。

不思議ですよね。

これは心理学でも

言われていること。


インテリア

クロスワードパズルを

想像してもらうとイメージしやすいかな。

「穴埋め」したくなるの。

これは収納も同じで

棚に空きスペースがあると

なんか入れたくなっちゃう。

ついつい、

物を増やしてしまうのです。

そこでやったのが

あえての収納のサイズダウン。

何をしたかと言うと

キッチン収納

キッチン収納の棚板を外しました。

元々は3段の収納。

この3倍収納量がありました。

それを1番下だけにしました。

つまり収納量は1/3に

釣り戸棚なので、

天井までの収納です。

高い位置は脚立がないと

手が届きません。

収納量が多いと

毎回、上の物を取る時は

脚立が必要。

片付ける時も

やっぱり手が届かないので

脚立のお世話になる。

下からだと何があるか

見えないので、不便。

重い物は上に置くと

上げ下ろしが危険。

特に歳を重ねると厳しい。

収納量はあるけれど

使いにくい上の棚は

使いたい物を探すのも大変。

今、何が足りていて

何が足りないのかわからなくなって

余計な物を買ってしまったり

逆にたくさんあるのに

上げ下ろしが面倒になり

使うたびにストレスを感じたり

無駄やストレスが

多くなってしまいます。


「ならばいっそ、なくしてしまおう」

と思い立ってなくしました。

収納量は減ったけれど

何も困りません。

逆にこうすることで

 □何がどこにあるか一目でわかる

 □いつでもすぐに手が届く

 □片付けも楽

調理も後片付けも

ぐんと楽になりました。

手を伸ばせばすぐ届く

カンタンさ。

全てが手元にある

コタツのようです。


今は、

物が多い=幸せ

な時代ではありません。

必要な物が心地よくあるのが幸せ。

物が多くて

ストレスを感じているなら

あえての収納のサイズダウンしてみませんか?





 
島村知子

島村知子 インテリアコーディネーター

打合せでじっくりと話を聞くスタイルで、あたたかな空間デザインを提案。インテリアを賢く使って、部屋が心地よく整う。​​私と家族の幸せな時間が増えるインテリアコーディネート、インテリア講座を開催中。

 

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